伏木神社春季例大祭「伏木曳山祭」

地域や関係者の皆様、テレビやネットでご覧の方々に見守られて17日㈮曳山ライトアップ、18日㈯曳山車の奉曳・余興(かっちゃ)を開催しました。

今年の開催にあたっては物心両面において地域の皆様はもちろん、地域外の皆様、国外からも大きなご支援とご協力を賜りましたことに厚く御礼を申し上げます。

元日に発生した大きな地震で伏木地区は液状化による極めて深刻な被害を受けており、当初は曳山祭の開催も危ぶまれ、開催決定が大幅に遅れました。

連日連夜、仕事や家庭を顧みず打ち合わせや準備を進めていただいた脇田歩総々代、当番町の旧本町はじめ各山町、曳山関係者のみなさんには大変なご苦労をおかけしてきました。

励ましや応援の声もいただきましたが、一方で心配や不安など様々な声も届きましたし聞かせてもいただきました。

理不尽、不条理で誰も責めることのできない地震。やり場のない怒りや悲しみ、憎しみを抱えていても私たちは自らの足で立ち上がり、自らの意志で乗り越えていかねばなりません。

新型コロナウイルスにも打ち勝ってきた伏木の曳山は地域と心をひとつに力を合わせてどんな困難にも立ち向かっていく覚悟です。

伏木曳山祭は200年を超える歴史のなかで先輩方から受け継がれてきた「地域にはなくてはならない」「地域とともに歩んできた」「地域を代表する大事な祭礼」です。

地域に祭礼があること、その祭礼を開催できることの幸せに感謝し、曳山祭りのある町として復興を遂げていきたいと考えています。

従来から大幅に規模を縮小し、制限を設けた開催となりましたが伝統文化、伝統技術の継承、被災を受けた地域の方々への元気、勇気、活力そして伏木復興を心から祈念する祭礼の実施、運営へのご理解とご協力をいただきましたことに感謝いたします。