県外視察(福井県)

令和6年11月7日㈭~8日㈮、福井県にて北陸3県議会議員研修会が開催されました。

ニューサンピア敦賀で行われた研修会では「一般社団法人SOE代表理事、株式会社漆林堂代表取締役社長」内田 徹氏による越前鯖江のものづくり産地のまちづくりについて講演をいただきました。

越前漆器は1983年と2012年を比較すると(出荷額)約130億円 → 約42億円 (従業員数)1,400人 → 430人30年間でどちらも1/3に減少とのこと。

将来への危機感から美術工芸から時代の変化を受け入れて産業工芸に転化し、新規出店や移住者を増やしています。

その後現地視察として越前千代鶴の館を見学しました。

南北朝時代に伝授された刀づくりから盛んになった刃物づくりの歴史などを学び、近くの刃物店(㈱龍泉刃物)で実際に包丁を手にその切れ味を体験。

キムタクも愛用している越前打刃物の包丁は注文をしてから納品が数か月後になることもしばしばとか。

「ものづくり」から「まちづくり」「ひとづくり」に広がりつつ取り組みは富山県でも大いに参考にしたいと思います。