県外視察(福島県)

令和7年12月22日㈪~23日㈫、富山県議会議員会山村振興議員連盟の県外視察に参加。
訪問先は福島県の耶麻郡西会津町といわき市川前町。
両町とも人口減少、過疎化および少子高齢化が進み、人口(令和7年)はそれぞれ5,350人(西会津町)、871人(川前町)と大変に小さな地域。
西会津町ではランドスケープデザイナーとして世界で活躍した実績のある矢部佳宏さんというキーマンが江戸時代からある山奥の自宅をリフォームし宿泊施設をオープン。
さらに中学校跡地を国際芸術村に施設再利用するなどこれまで地域にはなかった発想を取り入れて活性化に挑戦している。
両施設とも一般社団法人BOOTとして運営されており、宿泊施設および芸術村には海外からの利用者や芸術家からの展示も多い。
川前町の「NPO法人小さな拠点おおか」では築70年超の古民家をリフォームし、2023年より地域の方々の憩いの場を提供している。
健康や介護に関する講座や茶話会、ランチなど多様なサービスを展開。
地域に住む老若男女のコミュニケーションや交流に貢献。
町の交通アクセスも悪いことから国土交通省から認可を受けて自家用有償旅客運送もスタートし地域外の方々にも利用を解放しているのが特徴的。


どちらも地域の維持存続や活性化に情熱とスキルを持った方々が得意分野を担当しながら活動に携わっている。
今後は運営費用面での不安を解消しながら同じ熱量を持った人材をいかに繋ぎ留めることができるか、また人材の発掘や育成に取り組んでいけるかが「未来ある過疎」に向けた課題。
大都市や世界ではそれぞれの分野でトップレベルに到達できない人材、埋もれている人材を地方で活躍できる環境を整備することも一つの方法だと学んだ。

